観光大使のミニコンサート

 先日、家庭教育学級『地域・郷土講座』がありました。前半は町造商店の5代目のおじいさまが市の歴史と変遷を紹介、後半は市の観光大使のミュージシャンとゆるキャラでミニコンサートでした(^-^) 観光大使は、この市に関係ある芸能人が引き受けてくれています。

 会場は、黒板やら壁やらに折り紙の花が貼ってあって、企画側のやる気は十分。司会は音楽のセットのためか、横の方でした(^^; 

 

 前半は、申し訳ないのですが、チンプンカンプンでした(^^; 寝そうになりましたが、

「ほう」

とか

「ふふふ」

とか反応している人もいたので、市内をよく知っている人には面白い話だったようです。

 

 後半はミュージシャンが来たのに、皆の反応は前半の講演と大差なしで、コントにも

「ふふふ」

そして、後半ゆるキャラが登場するとテンションが上がって、

「撮影OKですか?」

皆で撮影のときにはゆるキャラばかり触りに来るし、ミュージシャンより人気のゆるキャラでした(^^; かく言う私も、ゆるキャラの頭に触らせていただきました(^-^) 

 でもね、曲はどれもポジティブで元気の出る曲で、ポップスとしては良い曲なのですよ。ゆるキャラのために作ったテーマソングは、幼稚園の下の子に見せてあげたい感じでした(^-^) うちの予算で引き受けてくれて、びっくりなレベルです。みんな見に来れば良かったのに! 

 

 実は、このミュージシャンの曲は去年の運動会でダンスに使ったらしいのです。後半だけその学年の子供たちを呼べば、一緒に踊ってくれて盛り上がるかもと思っていたのですが、企画班の方に意見しておけば良かったと思いました。子供を呼ぶと、学校とも交渉しなくちゃいけないし、余計な仕事を増やしては申し訳無いなと思って遠慮してしまったのです。教養委員会が自由参加の有志の会だったら、負担よりも成功優先なのですが。難しいですね(^^;

 

 個人的な事ですが、自分は大きな音とかテンションが上がるとかで気分が悪くなるので、コンサートは30分で限界でした。そろそろまずいなあと思ったところで、

「最後の曲です!」

コールしてくれました。途中退出しなくて済んで良かったです(^^;

案内の原稿、完成!

 案内の原稿が完成しました!万歳\(^o^)/

 第一稿ができてから、修正に超手間取りました。アンケートは必須になってたとか、現地の案内のための集合時間を改行したら紙に収まらないとか、最後には記の中に記が入っていたりとか、滅茶苦茶でした(T_T)

 

 一番面倒だったのは、私が企画者と直で連絡が取れなかったことです。アンケートの趣旨がわからず、企画校と文言を揃えましょうと提案してみたのですが、メールの伝言で私の意見の意味が伝わったのか不安でした。私がスマホじゃないので、LINEが使えないのです。質問は回答を誘導するものなので、質問によっては、いろんな回答があり得ます。子供の事で先生に質問・・・と書くと、

「家の子は先生のような仕事に就きたいのですが」

なのか、

「家の子は今回の問題に該当します」

なのか、(考えればわかる?)

 要するに、企画の趣旨を正確に把握していないと、案内は作れない、と後から気づきました(^^;

 

 そして一番辛かったのは、途中で風邪を引いたことです。引きはじめの1週間、怠さだけが発症して、パソコンを開けるのが精神的にきつくなって、最後はたった3文字を直すために予期不安で倒れるかとさえ思いました(T_T)

 この時、風邪だと気づかず、パソコン病再発に備えて他のメンバーにフォローをお願いしました。結局家族で発熱して、病院で見てもらったところ溶連菌でした。辛いはずです(^^;

 6年生の卒業アルバム役員はインフルエンザが辛いって聞いたのですが、状況がわかりました。役員間で流行ったら、時差で子供もやられるから、仕事が進みませんね(;_;)

 

 地味に面倒だったのは、言葉遣いです。学校関連書類は、常用漢字の範囲内で書かなくてはいけないらしいのですが、パソコンの文字変換に頼る生活が長かったので、どの漢字が常用外なのかわかりません。更に、『子供』とか『御多忙』は使わないとか。では、『皆様』は良いのかしら?ネットで探したところ、最後に先生に承認をもらうのは、この無意識に使ってしまうNGワードを見つけてもらうためらしいです。なるほどね(^^;

 更に、去年の案内にネットやメールの言葉をそのままコピペしていったので、全体としても言葉に統一感が無くなりました。微調整なのですが、初めてやるとここまで気が回らないのですね。やれやれです。

 

 さて、最初にこの仕事をやるときには、1〜2時間、直しが入るのを含めても3時間くらいかと高を括っていたのですが、全部で5時間以上かかりました。やり取りのメール書きや返事待ちを含めると、あり得ないくらいかかっています。私が夜間パソコンができないなどヘタレな部分を差し引いても、初めて案内を作るというのは大変だと言うことがわかりました。簡単な仕事でも、分担するより慣れた人がまとめてやった方が早いってやつですね。日本の教員の雑用問題って、こういうことかもと思いました。

 

 合格が出てほっとしました(^-^) 

講演会案内のお手紙を作ったよ

 中学校主催の合同講演会案内のお手紙を作りました。前回は班長さんが作ってくれたのですが、班長さんばかり仕事してもらうのも申し訳ないので、昼間完全に主婦の私が!と貰ってきました(^-^)

 さて、お手紙作成って、見たところのんびりやっても1時間くらいのお仕事かなと想像していたのですが、3時間かかりました。しかも、途中で思考が止まりそうになって休憩しました。もう若くないですな(T_T) 

 

 覚え書きとして、今回の手順です。

1. まず、メールでのやり取りを、古い順にコピペで1枚のメモに貼っていきます。そして、後から決まった事項があるときは、早い方の案を消します。

2. 去年のお手紙から、必要事項を今年のものに変更していきます。日付、会長さんの名前、タイトル、場所、時間、etc...

3. 時候の挨拶を日時に合ったものに変えます。分からないので、ネットで検索『PTA 手紙』だったかな(^^; 10月は仲秋の候、PTAのお手紙の冒頭は、皆さんの協力への感謝を書く。なるほど(^-^) 学校の慣例に合わせて選べってアドバイスがありましたが、去年のものは食欲の秋ってなっていたので、今年も何とかの秋にした方が良かったのかな?

4. 講演者の名前は、確定じゃないからお手紙に書かないでって言われました。じゃあ、プロフィールも載せられませんな。この場合、どうやって勧誘したらいいの?

5. ネット様によれば、最後に『以上』って書くらしいです。それから、学校関係のお手紙には、決まった言葉は平仮名で書くらしいです。『子供達』→『子どもたち』とか。先生に配布予告も兼ねて添削してもらうべしとありました。先生に見せるは、うちのマニュアルにもありました。

6. 記のコーナーを増やして、但し書きを減らしました。連絡先と緊急連絡先(当日のドタキャン)が一緒なので、まとめました。

7. 場所が中学校なので、初めて行く人用の集合場所を加えました。学内を無駄にうろうろしたくないですからね(^-^)ここから誘導します。

8. お返事欄の形式を、今年度の他のお手紙と揃えました。ご意見欄だけ、去年の形式にしました。

8. 個人的な趣味で、フォントを明朝から丸ゴシックに変えて、イラストもつけました。かわいくなりました♪

 

以上です。

 

 あとは、中学校さんと矛盾がないか、聞いてもらわないとですね(^-^) 

 PTAのお仕事って、一番大変なのは、打ち合わせの時間を作ることですね。効率を考えると、代表者だけ行くのって、本当正しいワ。

 

町内会が改革!?

 今朝、近所に新しく越してきた方のお宅に、ごみ出しの地区代表として、町内会の地区班長さんと挨拶に行ってきました。

 私自身は、町内会は役員がこなせないので退会してしまったのですが、今度の会長さんは、役員ができなくても参加できるシステムに改革しようと言っているそうです。高齢者が次々に退会して町内が把握できず、困っているのだそう。退会の理由を聞かれたので、病気・出産で2度も役員を断った上に、次はPTAと子供会に半強制参加で、いつ役員が回ってくるかわからない状況で、親に手伝いに来てもらっているのに町内会まではとても無理と説明しました。それから、この近所の若い人たちがごっそり抜けたのは、役員を当番だからと押し付けられた人が、夜の8時からの町内会会議に、赤ちゃんと幼児を連れて参加しなくてはいけないという目に遭っているので、赤ちゃん連れは無理って噂になっている事も伝えました。高齢者世帯と赤ちゃん連れが参加できない町内会なんて、あっても無くてもいい物です。

 でも、町内会の参加人数宛に市から災害グッズが配布されているとか、地域の繋がりを強化したいとかで、どうしても全員参加にしたいのですって。

 どうすれば参加するかなと聞かれたので、準会員枠を創ったらどうですかと提案してみました。役員は断れる、会費は払うかどうか決めていい、回覧が無理な人には重要事項だけポスティングする、名簿に名前を載せたくない人は愛称か住所で呼ぶ。要するに、戸数を把握するだけの会員です。空き家とか、地域と関わるのが嫌だって人だけが参加しません。辞めちゃうよりは良いでしょう。

 本当は、町内会に入ると良いことあるよって言われた方が辞めないんでしょうけどね(^^; 皆で赤ちゃんの世話をする会とか、高齢者をスーパーまで送迎する会とか。そう言うの余計なお節介ですものね(;_;)

 夏祭りに、福引券を配っている町内会もありました。近所の児童館も出展していて、私の地区からも見物人が来ている大規模なものです。福引券は、どのくらい効果があるのかな。祭りが面倒だから町内会をやめたりしないかな?お祭り好きの有志が企画しているのだったら、楽しくて良いですね(^-^)

犯罪機会論

 こんな記事を見ました。犯罪の機会を無くそう!こういう視点はなかったです。

wedge.ismedia.jp

 不審者とは本来、事件が起こってから犯人の可能性のある人たち全般を呼んでいたそうです。 今の子供は、知らない大人すべてを警戒しなくてはいけないのです。その結果、大人同士が目が合わないように歩く文化が出来ているのかも。

 子供が不審者に気を付けた結果、地域がギスギスするって悲しいです。子はカスガイ。子供がみんなに挨拶して、地域の大人たちを繋げてくれたら嬉しいです(^-^) 子供が大好きな大人も、いっぱいいるのですから(^-^) 

親の不安

 所沢市の某小学校教師の『飛び降りろ』暴言疑惑事件。一番悪いのは、おそらくマスコミ。

www.sankei.com

 このニュースは、実はよくある、小学生の親の不安の一つから来ているのだと思います。全国放送で親の不安だけをそのまま放送するのはめちゃくちゃです。しかし、子供の先生はどんな先生?うちの子は可愛がってもらえてる?という不安は多かれ少なかれ誰でも思っていることだと思います。先生は横暴な人のように見えるのだけれど、大丈夫?そして、不安は誰に相談するのが正しいの?

 

 小学生の親は、不安な部分があると思うのです。これをマスコミが変に煽るのは宜しくない。マスコミには、詳細取材して、先生の言い分、クラスメイトへのアンケート、被害生徒のその後の状況など全体像を掴んで、親たちの共感を集めるようなニュースにして欲しいものです。

 あるクラスメートの親御さんの話を

http://media.sairilab.com/?p=6713

から引用の引用します。

山口小学校の報道(娘のクラスです)について、娘に詳しく教えてもらいました。

娘曰く、その児童は頻繁に友達に嫌がらせをしていた。
先生は言葉で怒る、暴力はやった事がない。
(少なくとも、娘は見た事がないと言っていました)

「飛び降りろ」については、その児童が新聞を破り、それを他のクラスの子にやれと言われたからと言ったのを、先生が「やれと言われたら何でもやるのか?飛び降りろと言われたらやるのか?やらないだろ、やったらいけない事をやれと言われてもやらないんだよ」
という話らしいです。

「34人だけど、33人でやっていこう」
については、その児童が後ろの席の子の鉛筆削りをとったらしく、帰りの会で話をしたらしいです。
娘曰く、
「お友達の物を取らない、それをやめないとクラスの一員になれません。直るまで33人でやっていきます。きちんと直してから、戻ってきてください」とのお話があったそうです。

私個人、威圧的な話し方をする先生なので苦手な先生なのですが、このような問題の取り上げ方に疑問を感じます。
(両者の言い分を聞きたいです)

娘の話に確実な証拠はないですが、やったらいけない事をやれと言われてもやらない、お友達の物を取ると受け入れてもらえないという話には納得出来る部分もあります。

不安を煽るような記事の書き方に、憤りを感じました。

 

Facebook

 息子曰く、こんなのに比べたら息子の去年の先生は本当にやばい事を言うし、本当に叩くし、それこそ全国レベルの大ニュース先生だそうです。親から見ると、叩くと言っても痛くないし、昭和な先生なだけ。いろいろ深く考えていて、良い先生です。子供心には、ちょっと忘れ物をしたくらいで

「殴ったね! オヤジにもぶたれたことないのに!」

ってな屈辱で衝撃を受けた感じです(^^; 

 

  ところで、このお子さんの親御さんが心配です。

 私の話ですが、私は、上の子が初めて小学校に上がったとき、出産直後で体調が悪くて入学式も懇談会も行けなかったので、学校の方針やシステムが理解できていなかったのです。それで、2年の後半過ぎ頃から、毎日のように友達に苛められていると息子が家で報告するようになって、大変困りました。本人は怖くて、自分で先生に被害報告できないと言うのです。私は家に隠っていたので相談できる親しいママ友もいないし、夫は自分で先生に言わせろと言うし、だんだん弱気になっていく息子を見ているしかできませんでした。私自身も感覚的に常識がわかるタイプではないので、親から先生に子供のいじめられていると報告するのはクレーマーかも、と、ためらっていました。

 結局、ちょっとした事件があって、向こうの親御さんに苦情の電話を入れたら、向こうでも御子さんに聞いてくれて、息子の報告にも嘘があることが発覚。息子の言葉にカッとなって、相手の子を憎たらしいと思ってしまっていた事が恥ずかしかったです。

 それ以降は、相手を叱るのではなくて、どちらの親でもない先生に仲裁を頼むのが良いと思うようになりました。

 

 ところでこの事件は、おそらく子供が「先生がいじめた」と泣きついてきたのですよね。親御さんは、カッとなって息子の敵を撃退する事しか考えられなくなっていたかもしれません。

 更に、うちの子もそうなのですが、親の前と外とで、全く態度の違う子供もいます。うちの子は外面が良いようで、先生や近所の方から聞く評判は信じられない程良い子です。でも、もし逆だったら。家で良い子だったら、親は先生よりも子どもの言い分を信じると思います。どの先生も口を揃えて子供が叱られることをしたのだと言ったら、学校も信じられないかもしれません。

 更に更に、クラスメイトのママは親に子どもの欠点の話しませんよね。自分の子があの子は嫌だと言えば、そのママに敢えて話し掛けたりもしません。そうすると親は子供繋がりの友達はできません。クラス懇談会なりPTAなりに積極的に参加して、自分は親として頑張っている事をアピールしないと、学校内でやんわりと孤立してしまいます。

 こんな状況で子供が泣きついてきたら、状況もわからず、悪い想像がワーッと襲ってきて、おかしくなる人もいるでしょう。自分達親子だけが、社会から苛められているような気になるでしょう。

 

 じゃあ、この親御さんはどうしたらいいのか。この場合、相談する相手は担任は無理でしょうから、家族とママ友、校長先生、教育委員会スクールカウンセラー、こども電話相談室などでしょうね。特に、こども電話相談室は学校とは別の人がやっているので、冷静に判断してもらえるでしょう。

 PTAで出来ることとしては、皆で、その親御さんに、親しげに挨拶して差し上げれば、段々落ち着くかもしれません。この人こそ、家庭教育学級の救済対象者です。問題は、怖くて誘えないってところですかね(^^; 私ならビビっちゃいます(^^;

幼児教育と非認知能力と家庭教育学級と

 幼稚園のお手紙を整理していたら、懇談会の資料に『非認知能力』とメモしてありました。今、幼児教育のキーワードとして、『非認知能力』が流行っているようです。非認知能力とは、幼稚園での集団生活や、工作、お絵描きなどの作業、歌、お遊戯の参加など、試験の点数に直接関係しない能力を指すそうです。

 幼児教育の目標は、大人になるための人格の基礎を作ることです。テレビの紹介によると、昔アメリカで、幼稚園に通わせられないスラムの家庭の子どもたちを半分に分けて、片方のグループだけ幼児教育を施し、その後40年追跡調査する実験をしたそうです。結果は、幼児教育をしたグループは、平均収入、持ち家率共に圧倒的に高くなりました。どのくらいかは忘れましたが(^^;

 その幼児教育の内容ですが、まず本人にテーマを決めさせます。(今日は絵を描く等。)そして、そのテーマを完成させます。それを繰り返すと、小学校に上がったとき、ぐっとやる気が出るそうです。

 

 さて、この幼児教育ですが、なんだか教養委員会の仕事にすごく似ているのですね。まず班を組んで、好きなテーマを決めます。そして、それぞれ講座を開きます。班を組んだ分、協調性も要求されて、ちょっと難易度が上がります。

 つまり、家庭教育学級とは、教養委員に、『非認知能力』を高める教育を施す機関なのです。お客さんはただの賑わいです。失敗してもがっかりしないように、子供はメインターゲットから外されます。

 更に、この会の目的がよくわからない感じなのも、役員の能力を伸ばすと告知してしまうと、役員に不快感を与えてしまいうと気遣っての事かもしれないです。日本人は、知らない権利を尊重しますからね(^^; ガンの余命告知とか。

 

 そう考えると、役員を1人1回以上という強制システムは、とても有効です。教養委員は、仕事がバリバリできちゃうキャリアよりも、普段家にいる主婦で、特に私のような、引きこもりで仕事も遅く協調性に欠ける人は適任な訳です。しかも、ボランティアに任せると、楽しいと感じた人達が翌年主導になってしまうので、多くの主婦を鍛えるという目的から逸れてしまいます。

 ところで、教育というのは目的があるものです。家庭教育学級は、親を鍛えてどうするのでしょう?中学でも家庭教育学級はあるので、役員の次は仕事せよと言うわけでは無さそうです。ここは一つ、40年追跡調査をして、どんな老後を過ごしているのか、その子供たちはどんな大人になるのか、是非データを開示して欲しいところです。

 趣味でもない目的もない教育を受けるのは、苦痛です。学校がつまらないと思っている生徒さんは、同じ思いなのではないかな?