人権教育合同講座

 今日は他校企画の人権教育合同講座でした。車で乗り合いで行ったのですが、私は発作がでないかドキドキ(^^; 運転してくださった方は、買ったばかりの車でたくさん人を乗せて、普段行かないところまで行くのにドキドキ(^^; 会場では、せっかく同小でまとまって座ったのに、私だけエアコン寒くって会場を一人であちこちうろうろ。協調性無くて済みませんでした(>_<。)

 一人で座ってみて良かったのは、他に数名、一人でいらしている方を見つけたことです。これは他校の役員さんではなくて、本当のお客さんだと思われます。お客さん来てて良かったです(^-^)

 

 前半は映画で、障害者の若者がスーパーで働く話でしたが、そんなにうまいことが起こるものかねと思ってしまって、いまいちでした。(おばさんになると、つまらないですね。)

 後半は、NPO法人ふじみ野国際交流センターの理事長さん。これは面白かったです。このボランティアは、彼女のお子さんたちが海外にホームステイしたとき、とても親切にしてもらった事から自分も何かしようと思い付いて始めたそうです。民間発のボランティアは、動機がはっきりしていて良いですね!今では外国人の駆け込み寺みたいになっているようです。

 日本在住の外国人にはいろいろ不自由があるようですが、まず日本語と労働資格と、病院がネックのようです。私が一番気に入った話は、移住者に対する国の政策です。国によっては(どこだったかな?)、結婚などで永住権を与えた外国人にはまず8ヶ月、毎日国語の学校に通ってもらう。大人の義務教育です。終了する頃今度は職安のような機関から、母国語とその国の言葉が喋れるから、こんな仕事はどうかと斡旋が来るそうです。永住を許可するからには自分で生活できるようにする。良いですよね(^-^) 全員生活保護にしちゃうと、外国人はお荷物ですものね。

 質問はないかと言うので、元・質問魔の私が聞いてみました。

「この市には似たような施設はありますか?」

回答は、沖縄と福岡(だったかな?)と、どこぞにあります。でした。うわ~!少ないんだ!!東京にすら無いんだ!この市には、日本語学級は数件あるそうですが、外国人の悩みを相談できるところはないそうです。今度駅前に出来るかもって事ですが。こういうものは、市で真似しようとしても、機能するかどうかはわからないですね。

 ある意味最先端の、すごい先生を見られてよかったです(^-^)

 

 帰りに、韓国人の奥様が、友達がいなくて寂しがっていると言う相談をしてたと言う話題が出て、出産直後は私もそうだったよ~とか盛り上がっていました。

 隣の赤ちゃんとか外国人を覗きに行かないって、日本人の特徴なのかな?何か、赤ちゃん見せて~とか言う理由でピンポンしちゃいけない気がしてしまうのですよ。他にも、フィリピン人の奥さんが、好き嫌いの理由からフィリピン料理禁止って言われて苦しんでいるとか言う話も、小規模ながら私も経験がありました。

 外国人だから大変と言うよりは、日本のやり方の巧くない部分が見えているのかもしれません。相手のプライバシーを考えなきゃ、とよく言われるのですが、私はお節介していただくと、ありがたいと思うこともあるのですよね。健常者(?)の皆さんは、この辺の距離感をどう思っているのでしょう。

 

 家庭教育学級の課題としては、学校からのお手紙が読めない親御さんがいる、とのことで、これこそ『お母さんもお勉強』のお題にぴったりだと思うのですね。そういう方を呼んで、ママたちの中から、気の会いそうな人を探していただく会にしたら良さそうです。小低さんのうちは、皆で交代で、プリントを読んであげたりね(^-^)

 問題は、ターゲットが手を挙げて援助を求めてくれないと、どんな人がいて、どんな補助が必要なのかわからない事です(^^;