温度差があるな

 家庭教育学級が開講式を迎えました。この会の意味を捉える大チャンスです。

 開式の言葉、校長先生の挨拶、教養委員長の話、教育委員会の話、受講生の挨拶、等々。いいなあと思ったのが、受講生の、

「大人になって、教えてもらう機会もなくなって・・・」

です。高校生に戻って地味に授業を受けている夢がすごく楽しいのは、そういうことなのかもしれません。逆に違和感を感じたのは、教育委員会の方の

「開講おめでとうございます。」

しばらく???でしたが、わかりました!実は、お客さん一人も来てくれなかったのです(T_T)

 

 さて、知りたかった教育委員会からの御言葉です。お手紙で持ってきていただきました。箇条書きですが、

 家庭教育学級→学習の場としていただく

家庭教育の充実

健全育成

生涯学習

共に学ぶ喜び

学校・地域との連携

子供に影響

 

 素敵な言葉を並べているようでいて、要するに、えええ・・・、わかりません!教養委員会を勉強会にすれば良いんですかね?それとも、地域の塾講師を呼んで、子供をやる気にする方法とか教えてもらう?

 来てくださった先生自身の話は少し分かって、こんな感じ。

 家庭教育学級は時代に合わせて変化しており、赤ちゃん連れNGの格式高い時代から、今やキッズエリアを設ける学校も出てきました。悩みを抱えるお母さんの相談窓口は、この市には様々あって、特にスクールソーシャルワーカーは、親のためにも家庭訪問してくれるとのこと。(良い情報をありがとうございます。)最後に、子供は親のするように育つ、言うようには育たない。だから楽しく学びましょうとのことです。

 じゃあ、うちの子は、細か〜い事を気にしながら仕事をするのかな。ヤレヤレ(^^;

 

 校長先生の挨拶では、親同士のコミュニケーションを広げてくださいとのことです。

 

 休憩時間に、市の教育委員会から来た方に、家庭教育学級をもっと自由に出来ないかと聞いてみました。

 義務なら意図を、権利なら自由を!

 

 毎年の役員数に合わせて、講演会数を減らすことは可能ですか?

A. 7講座とか9講座とかあるから、講座数は自由なんじゃない?

(これね、実は、全時間数で決まっているから、減ってないんです。うちの学校は少子化が始まってて、今まで3組あったのに、今年の1年生は2組しか無いんだよね。18人いた委員も6年後には12人。委員長副委員長差し引いて10人、5講座企画で精一杯だと思うんだ。)

 

 全講演料を注ぎ込んで、講演回数を1回にしても良いですか?すごい企画ができます。

A. そういうのは有志が集まって集金してやったらいい。

(そうじゃないんだorz そういう有志に教養委員会を託したいんだ。)

 

 他校との合同講座を断っても良いですか?

A. ・・・?

 学内の他の団体と合同講座を持っても良いですか?交流目的だったら、学内とやったらより良いですよね。ボランティアの園芸とか防災とか。(間違えて防犯って言っちゃいましたが(^^;)

A. う〜ん?

(うちの学校、人気のイベントがいっぱいあるのです。これを取り込めれば、企画数が稼げるし、学校の役に立つし、講師の交渉お願いできるし、相手の団体がそのまま参加者数になるし、うまくいけば、教養委員会は学内の講演会や親子企画をまとめて報告するポジションになるわけです!12人でも行けそうじゃない?)

 

 人数実績が必要だったら、インターネット講座を開いて、読んだ人にイイネボタンを押してもらったら、働いている人にも参加してもらえそうですよね。

A. 人数は関係ないよ。

(では、市の教育委員会の目的は何?)

A. 皆喜んで立候補しているんだよね?どうしてそんなことを聞くの?

 

 うーん(^^;

 喜んで立候補してはいるけれど、理由は違うんですよ。わかっていらっしゃらないですね。そして、市の教育委員会側の理念もよくわかっていらっしゃらない。要するに、この方も、『全小学校の家庭教育学級で挨拶をせよ』と言うミッションを与えられて出てきただけで、私たちと同じ、慣例を維持するのが仕事な訳です。残念。

 モヤモヤするぅ!