助け合いっていうのは

 PTAとか町内会って、宗教団体とは違うんですよね。よい宗教って言うのは、困っている人を皆で支えようって気持ちがあると思うのです。

 病気や貧困などで育児をできない親がいて、子供が荒れているとします。宗教団体だったら、親の代わりに皆でその子にご飯をあげたりします。子供は神の子だから。お前も大人になったら、誰かを助けてやるんだよ、と教えたりして(^-^)親も、良くなるまではと役員を免除してもらえます。しかも、助けてあげた方にも精神的なご褒美があるから、ボランティアはやる気満々です。

 PTAとか町内会だと、荒れた子がいても、あの親の子だから仕方ないね、と他人事になります。しかも、役員とか当番に参加できない親も、不公平だとかずるいとか言われて、冷たい扱いを受けます。当番を代わってあげた方も、1回多く働いて損をした気分です。

 つまり、PTAとか町内会は、助け合いのシステムではないです。

 

 

 PTAは出来ないとか言い出す困った親こそ困っている親。助けるって意味では、こんな人を見つけて、子育てカウンセラーに救助してもらうのが良いかもしれません。子供のうちは、社会主義的な扱いの方が夢を持てるのではないかな?

わかった!宗教が違うんだ!

 家庭教育学級がなんでモヤモヤするのか思いつきました!

 自分と違う宗教の布教活動を強制されているときの気持ち悪さです。経典も知らず、教祖の演説も聞いたことがなく、ただ楽しそうにやれと言われる。気持ち悪いわ~!!

 

 宗教って言うのはね、子供の頃からの習慣なのですよ。大人になってから宗教を変えるときには、宣教師の話を何度も聞いて、よく考えて、変える価値があると思った時にしか変えませんよね。このやり方で誰かが幸せになるのか、自分にとって意味のあることなのか、社会が上手く回るのか、誰かの夢を手伝えるのか。何だかわからないことをやるのは嫌なんです。

 

 ママたちが集まって、手芸教室をやるのは、企画も参加も楽しいからやるんですよ。体操教室も料理教室も、楽しいと思う人がいる限り楽しくやったらいいんです。もっと教養っぽいのが好きだったら、若い頃学問をやって楽しかったと思う人が、本の紹介とかしたらいいんです。

 そこに、講座数だの必修だのを義務付けしようとするから楽しくないことになる。教育について独学で学んで何とかやれと言うのは、私にとって楽しいはずがありません。文系の人で言うなら、今から1ヶ月以内に独学で物理学を勉強して、物理学の問題を洗い出し、これについて講師を決めて呼んでくださいと言っているようなもの。放送大学を途中からみんなで見て、物理は何の役にも立たないねと述べながら帰るみたいな会になりませんか?何が楽しいのか理解できませんから~(^^; 

『家庭教育学級事業委託要綱』を読みました

 今日は私のいる○○市の、家庭教育学級の委託要綱を読んでみました。○○市がどこだかバレバレだけど、勝手に引用するのはまずいので、ここは目をつぶってください。

 ちなみに伏せてますが、○○市が良いとか悪いとかではないです。多分どこでもこんなだと思います。

 

家庭教育学級事業委託要綱

(目的)

第1条 この要綱は、家庭教育学級の事務事業に関し、必要な事項を定め、もって家庭教育学級の効率的な運営に寄与することを目的とする。

 (平15年3月31日・全改)

(定義)

第2条 この要綱で「家庭教育学級」とは、子どもの健全育成と家庭教育の向上を図るために、保護者等が一定期間にわたって、計画的・継続的かつ組織的に家庭教育に関する学習を行う事業をいう。

  (平15年3月31日・全改)

継続的・・・うちの学校、PTA加入者は全員学級生と言う事になっていて、誰でも好きな回に参加できるのですが、好きな回にしか来ませんな。これはやり方がよろしくないのでしょうか。

 それから、これは定義であって、意義や理念ではないですね。

(委託の対象)

第3条 委託をする対象は、市内各小・中学校区ごとに組織される家庭教育学級運営委員会(以下「運営委員会」という。)とする。

  (平15年3月31日・一部改正)

(委託の条件)

第4条 委託をするための条件は、以下のとおりとする。

  (1) 家庭教育学級の学級生は、当該校区(地域)内の保護者等とする。

  (2) 家庭教育学級の開設時間数は、おおむね18時間とする。

このせいで、全額はたいて一発芸ってのができないんですよね。

  (3) 家庭教育学級の実施時期は、当該年度の4月1日から3月31日までとする。

  (4) 運営委員会は、原則として学校代表・学級生代表・PTA役員・その他関係機関の代表者によって組織する。

あれ?平の教養委員は運営委員とは違うようですね。私は運営委員じゃないのね。

 いや、よく見たら、PTA役員ってところに該当するのかな?

  (5) 委託料は、学級の開設・運営に必要な経費として使用し、それ以外に使用してはならない。

  (平15年3月31日・一部改正)

 うちでは、委託料で、運営委員の人件費を出していません。仕事を休んで委員に出てくれている人にもです。含んでもいいのかな?

(委託金額)

第5条 委託料の金額は、1学級あたり60,000円とする。

  (平15年3月31日・平21年3月31日・一部改正)

(委託業務に係わる手続き)

他の市だと2~3万円ですね。うちは多い方です。

第6条 委託を受けようとするものは、次の書類を○○市教育委員会に提出する。

 (1) 学習計画書(様式1―1)

 (2) 運営委員会組織表(様式1―2)

 (3) 収支予算書(様式1―3)

受けたくなかったら、実は断る権利もあるのでしょうか。微妙な文章!そんな話は聞いていませんでしたが、知らなかっただけ?

 2 所沢市教育委員会は、提出された書類を審査し委託を決定する。

 3 当該運営委員会と○○市長との間に委託契約を締結する。

  (平15年3月31日・一部改正)

(書類の整備)

第7条 運営委員会が備えるべき帳簿等は、次のとおりとする。

 (1) 学級生名簿

  (2) 出席簿

  (3) 記録簿(日誌)

 (4) 金銭出納簿及び証拠書類(領収書等)

(実績報告書の提出)

第8条 委託を受けた運営委員会は、委託事業終了後、速やかに次の書類を○○市教育委員会に提出する。

  (1) 実績報告書(様式2―1)

  (2) 収支決算書(様式2―2)

 (平15年3月31日・一部改正)

(委任)

第9条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は教育委員会が別に定める。

 附 則

  この要綱は、平成8年4月1日から適用する。

 附 則

  この要綱は、平成15年4月1日から施行する。

  附 則

  この要綱は、平成21年4月1日から施行する。

 

  今、家庭教育学級を確実に開講できるように、各クラス1人と役員を決めていますが、断る権利があるのだったら各クラス若干名に変えて、本当の有志を募っても良いのですよね。人数を見て、教養委員長ができるかどうかを判断して、毎年やるやらないを決定したら、やる年はとても良いものができると思います。(もちろんやる気がなかったら永久消滅です(^^; )

 この要綱には、市が指定する合同講座や必須分野などの強制項目が含まれていませんが、どこか違うところに書いてあるのでしょうか?それとも、強制項目だと思っていた部分も、実はただの推奨項目で、断ってもいいのかな?

 じゃあ、7回勉強会をして、8回目に富山大学の雪をやっている先生を呼ぼうよ!私の私利私欲のために(^-^) 

PTAなんかどうでも良いな(^-^)

 ケン先生の雪の結晶の論文が、主婦でも読めるところに!うーわー!素敵なファンサービスをありがとう!!

 もう、PTAとか教養とか、どうでも良いな(^-^)

 

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・・・日本語版は無いのかな(^^;

くじびきは嫌!

 教養委員長と校外委員長も、本部役員と一緒に募集しちゃったら良いかもしれない!それで、委員長が各委員を召集すう形にすれば、委員に立候補してくれた人たちは下を向かなくて済むから、懲役者ではなくボランティアとして仲良くやれるんじゃないかな?

 仲良くやるのが教養委員会の目的だったら、委員同士が仲良くやれる方法を考えないとね。

 委員長は大変ですけど(^^;

 うちの学校では、教養、校外委員長は、本部役員と同じく、一度やったら以降のくじ引きは辞退権があるのです。でも、その程度で市の教育委員会の下請けをタダ働きするってのは甘いと思うのですよね。もっと特典をつけて、PTA頑張ったら、市の職安から天使が降臨して、お金になるいろんな仕事を紹介してもらえたらなお良いです。

日本生涯教育学会だって!学会だって!

こんな記事を見つけました。

 

生涯学習研究e事典 トップページ 日本生涯教育学会

より。

家庭教育学級 1.家庭教育学級  服部英二

 

 

1.家庭教育学級

     子どもにとって、家庭は人間形成の行われる最初の場であり、子どもの人間形成を図っていく上で、家庭の影響は極めて大きい。とりわけ乳幼児期は人間の生涯の始期であり、一生のうちでも最も可塑性に富んだ時期であることから、乳幼児期の家庭教育の在り方は、子どもの人間形成を図る上で重要な役割を果たす。

  家庭教育は、親や保護者が子どもに対して行う本来は私的な教育である。しかし、子どもの人間形成に及ぼす親の影響の重要性を考えると、親が子どもの発達段階に応じた家庭教育に関する学習を行うことは、極めて大切なことである。

 

 

 フムフム。大切ですな。幼稚園では、お手紙や懇談会で、必要な情報を提示してくれています。

「トイレはまだ完璧ではありません。生理的なものは叱らないで。」

超!参考になります(^-^)

 

  このようなことから、社会教育行政においては従来から親等の家庭教育に関する学習活動の支援を成人教育の一環として位置付け、国及び地方自治体は、その奨励に努めてきた。

 

 はい。

 

1)親や保護者が家庭教育に関する学習を行う家庭教育学級

 家庭教育学級とは、親(親になる前の者を含む)や保護者に対し、教育委員会等が家庭教育に関する学習の機会を計画的に提供する事業であり、親や保護者が一定期間にわたって継続的にグループで学習活動を展開する点に特徴がある。

 

 

 提供するのは教育を受ける機会ではなくて、学習する機会ですな。

 

 家庭教育学級は、親が子どもの心身の発達上の課題などを学び、親役割や家庭の在り方を再認識するなど家庭教育に関する学習機会として重要であるばかりでなく、この事業を通じて同じ悩みを持つ親同士が相互に交流し合い、親の自発的な学習を促すきっかけともなっており、地域に根ざした学級として高い評価を得ている。

 

 自発的な学習・・・うちはそんなに盛り上がってないな。って言うか、その辺考えもせずに企画しちゃったな。そもそも

「去年までの企画を見て考えてきて!」

程度の引き継ぎで、趣旨まで伝わるわけがないのです。委員長はあくまでクラス委員みたいなポジションにして、会合一発目は教育委員会の人が来て、先生ポジションできっちり説明するべきなのです。

 

  国は、昭和39(1964)年度から市町村が開設するこの家庭教育学級に対して、その経費の一部を補助するなど、その奨励支援に努めてきた。しかし国全体としての補助金等についての見直しの一環として平成15(2003)年度をもって、この補助金は廃止され、現在は国の委託事業として一部実施されるほかは、市町村等が自ら実施する事業として乳幼児を持つ親を対象とした学級や父親のための子育て講座、思春期セミナーなど対象や内容に応じた様々な家庭教育学級が開設されている。

 

 補助金の見直し!どうして止めちゃったのかが問題です。うまく行っていたら、止めないですよね。気になる(モヤモヤ)

 

2)家庭教育向上のための総合的な対策や支援

 近年、都市化、核家族化、地域における地縁的なつながりの希薄化などを背景に、家庭の教育機能や地域の教育力の低下が指摘されている。また少年非行や児童虐待の深刻化、急速な少子化の動向などを踏まえ、家庭教育学級に参加しづらい親や全ての保護者に対するきめ細やかな家庭教育に関する学習支援策の充実や地域での子育てを支援するネットワークづくりの強化などが求められている。

 

 

 そうそう。出られる人は、さほど深刻ではないのです。

 

  このため、家庭教育学級の奨励を含む家庭の教育力の向上に向けた総合的な取組として、平成16(2004)年度から、家庭教育に関する様々な学習機会や相談機会、情報の提供などを柱とする「家庭教育支援総合推進事業」が、国の委託事業として行われることとなった。この事業の中では、子育て支援のための新たな講座の開設や地域での子育てや家庭教育に関する気軽な相談相手である「子育てサポーター」などの育成や支援、子どもの発達段階に応じた子育て上の課題や留意点などを取りまとめた家庭教育手帳の作成配付など親や保護者を対象とした積極的な支援策が講じられている。

 

 そうだね。家庭教育学級は要らないね。教養委員会はもう、ハッキリと、お楽しみクラブにしたらいいと思います。来年度は宇宙飛行士呼ぼう!

 

参考文献 ・文部科学省編 平成17年度文部科学白書「教育改革と地域・家庭の教育力の向上」

    『生涯学習研究e事典』の使用にあたっては、必ず使用許諾条件をご参照ください。

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家庭教育学級の意味を見つけたよ

 家庭教育学級をネットで検索。国から来ていたのですな。

「我が国の文教施策」(昭和63年度)[第1部 第3章 第3節 1]

 えええ・・・ざっくり言うと、何度も顔を合わせて、子育て世代の不安を話し合いましょうと言う事ですかな。ちょっと古いな。

 

 そうすると、全額つぎ込んで大きな講演会をして、すごい人を見てみようとかいうのは趣旨に反しますね!むしろ、私たちの班の企画した手芸講座とか、その他お楽しみ講座は、完璧な訳です。むしろ、2時間フルに使う講演会とか、他学との合同イベントは、雑談の時間を持てないので意味なし。アンケートも、イベントの良し悪しを書いても意味なしです。

 

 集まるという意味では、現在校外委員会で担当している学校周りの清掃・除草に便乗してもいいですね。終了のお茶出しを担当させてもらって、ちょっぴり雑談していただきます。

 

 では、せっかく集まってもらうのだから、やりっぱなしではなく、不安を挙げてもらって市の教育委員会に回収してもらうのが正しいやり方ではないでしょうか。そして、アンケートを見て、市が主催して講演会を開くなり記事を書いてもらうなりして、これを教養委員会が校内でアナウンスします。どうだ!?

 

 ちなみに私の今の最大の不安は、PTAの役員を無事こなせるかと言う事です。こういう不安って、実は多いのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。